千葉市職員に停職6カ月 都内で10代女性のスカート内盗撮「仕事のストレスがきっかけ」

千葉市は2日、東京都内のJR駅で女性のスカート内を盗撮したとして、中央区役所勤務の主任主事男性(45)を停職6カ月の懲戒処分としたと発表した。処分は1日付。主任主事は「仕事のストレスがきっかけで起こした。以前にもやったことがある」などと話したという。
市によると、主任主事は昨年6月6日午後3時50分ごろ、JR拝島駅ホームの上りエスカレーターで、自分のスマートフォンを使って10代女性のスカート内を後ろから動画撮影した。都迷惑防止条例違反容疑で警視庁に現行犯逮捕され、7月25日、立川簡裁から同条例違反罪で罰金40万円の略式命令を受けた。罰金は8月10日に納付した。
事件当日は夏季休暇で、主任主事は近隣の駅の商業施設に立ち寄った後で拝島駅に向かった。盗撮時、スマホはトートバッグのサイドポケットに入れていた。
市は6月7日に警視庁からの連絡で事件を把握。主任主事から事情を聴くなどしたが、主任主事が7月から病気休暇・休職に入ったため、処分までに時間がかかったとした。