幸福の科学・大川隆法氏急死に前妻が号泣告白「自分が未熟だったと霊にお詫びしたい」

宗教団体「幸福の科学」創始者で総裁の大川隆法氏が3月2日に亡くなった。2月28日に都内の自宅で倒れたという。66歳だった。
亡くなった偉人らの考えや思いを代弁するという「公開霊言」でも知られていた大川氏。また、政治団体「幸福実現党」を設立、自ら出馬したこともあった。
大川氏の現在の妻は29歳年下の紫央氏だが、残された家族を中心とした後継者や遺産の問題が注目されている。そんななか、大川氏とは絶縁し係争中の長男・宏洋氏が2日夜に自身のYouTubeを更新。「隆法が死にました」と冷静に語り、ほかに4人いる兄弟と連絡が取れていないことなどを明かした。「遺産問題がこれから(始まる)」とも語っている。
大川氏には’88年から’12年まで連れ添った前妻のきょう子氏がいたが、最近は表立った活動を控えている。離婚した際には、週刊誌で大川氏を告発するなど“泥沼トラブル”を繰り広げていたが、元夫の死にどのような思いを持っているのか。
本誌は3月3日朝に取材を申し込むと、か細い声で「私に聞かれてもわかりません」と言いながら、ぽつりぽつりと語り始めた。
「夫のことはお悔やみを申し上げます。私はもう教団を離れていますし、子供たちともずっと(関係が)切れています。宏洋くんのYouTubeは見てますけど、それ以外の行方は分からないので……」
大川氏の死は、宏洋氏のYouTubeを見て知ったという。
「(今後の教団について)私は退いた人間なので、何も分かりません。遺産争い? それは宏洋くんに聞いてください。彼の方が(教団の)友達がいるようですし」

元妻としての思いを聞くと、張りつめていた思いが切れたような涙声になった。
「別れたときは、自分がとても未熟だったとお詫びしたいと思っていました。別居した今も未熟だったということがとてもよく分かって。生きているときにお詫びしたかったです……。
私の未熟さを許していただいていたんだと、私に気付かせてくれたので。生きている間にお詫びできればよかったと今は思ってます。
でも、死んで霊になってもお話は出来ますから。心のなかでお詫びしています……」
最後は号泣し、会話が続かなくなったきょう子さん。「すみません、もういいですか」と言って電話が切れた。
大川氏の家族への影響力は死後も残りそうだ。