早炊きと普通炊きって、何が違うの? タイガーの解説に驚きの声

ご飯を、通常よりも短い時間で炊くことができる、早炊き機能。
うっかりご飯を炊くのを忘れてしまった時や、すぐにご飯を食べたい時に便利ですよね。
ただ、普通炊きよりも短時間で炊き上がるため、「味や食感が変わってしまうのでは?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
そんな疑問に応えているのが、電気製品メーカーで知られるタイガー魔法瓶株式会社。
同社のウェブサイトでは、普通炊きと早炊きの違いを、ポイントごとに分けて紹介しています。
早炊きモードに設定すると、ごはんを炊く前の浸水の時間と、炊きあがったあとの蒸らしの時間が短くなるので、どうしても食感は普通炊きモードのごはんとは変わります。吸水時間が短い分、ややかためになることが多いようです。
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/feature/rice-cooker/takitate50/18/ ーより引用
多くの炊飯器では、浸水の工程を自動でおこなってくれますが、早炊きの場合はその浸水時間が短くなるそうです。
米に水を吸収させる時間が短縮されるため、普通炊きよりも、やや硬めになってしまうのだとか。
また、蒸らしにかける時間も短くなるため、表面に水分が残りやすく、ご飯が水っぽくなる場合もあるそうですよ。
早炊きのほうが、炊飯時間が短いため、電気代が安くなりそうだと思いますよね。
しかし、早炊きと普通炊きでは、電気代に大きな差はないといいます。
早炊きモードで短縮している浸水と蒸らしの工程では、そもそも大きな電力は使われていないのが一般的です。そのため、浸水と蒸らしにかかる時間を短くしたからといって、電気代はそれほど大きく変わらないというわけです。
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/feature/rice-cooker/takitate50/18/ ーより引用
浸水や蒸らしにかける時間を短縮することで、通常よりも短い時間で炊ける、早炊き機能。
普通炊きと比べ、少し食感が変わってしまう場合もありますが、米を炊飯する前に15分ほど浸水させることで、おいしく炊けるそうですよ。
ご飯を炊く際は、その日の献立や状況に応じて、早炊きと普通炊きを使い分けてくださいね。
[文・構成/grape編集部]