三重県の伊勢神宮で、全国の造園業者らが集まり苗木を奉納する「造園感謝祭」が開催されました。
伊勢神宮内宮の宇治橋前では午前9時ごろから、日本造園組合連合会の関係者らおよそ340人が白い作業着に白足袋姿で集まりました。
高さ70センチから80センチほどのカンツバキの苗3本を籠に乗せ、交代で担ぎながら宇治橋を渡っていきました。
苗木は樹木への感謝の気持ちと造園業の発展を願い奉納され、内宮の神域に植樹されます。
日本造園組合連合会の会員は「自分たちが奉納した木が神宮に残ることに感謝したい」と話していました。