プラスチック製品は、私たちの身近な場所にあふれています。キッチンで使われているスポンジも、プラスチックを含むものが多いでしょう。
昨今、プラスチックゴミを減らすための取り組みが、世界中で進められています。そこで本記事では、できるだけゴミを少なくするためのアイディアを、整理収納アドバイザーのうにこ(smartlife0915)さんのInstagram投稿から見ていきましょう。
スポンジはキッチン作業に欠かせないアイテムの1つ。最近では『100%植物性』をうたうスポンジも出てきましたが、まだまだ一般的ではありません。プラスチック入りの安価なスポンジを使うなら、せめて「安易に捨てずにリサイクルする」のがおすすめです。
うにこさんのお宅では、「もうこれ以上使うのは…」と思うほど使い込まれたスポンジを、まさかの方法でリサイクルしています。
使い古しのスポンジはプランターに使えるそうです。
プランター栽培の悩みのタネは、プランターの底から漏れ出る『土』ではないでしょうか。「水やりやプランターの移動のたびに土が漏れて掃除が大変…」と感じている人もいるかもしれません。
まずはプランターを用意します。
そして底に空いている穴に、小さく切った使い古しのスポンジを詰めてください。
後は土を入れて、好きな苗を植えれば完成です。
これで水はけがよい状態を維持できるので、土の流出を防げます。
気になる使い心地については、「水やりのたびに気になる土の流出がほとんどなくなった」とのことです。
プランターの底から流出する土を予防するには、100均やホームセンターで売られているメッシュ素材の専用アイテムを使うのが一般的です。
しかし専用アイテムはプラスチックから作られているもの。代用できるスポンジが手元にあるにもかかわらず新たな製品を購入するのは、結果としてゴミを増やすことにつながってしまいます。
土が流出しなければ、汚れが防げて掃除の手間を省ける上にゴミの削減にも。まさに一石二鳥のリサイクル術といえるでしょう。
もしプランター栽培に挑戦する場合は、キッチンスポンジの再利用についてもセットで検討してみてくださいね。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
うにこ健康と快適のズボラ主婦(@smartlife0915)がシェアした投稿
[文・構成/grape編集部]