能登半島地震で津波到達…避難訓練で新たな課題も「サイレン聞こえづらい」「車じゃないと…」【新潟】

元日の能登半島地震を受け、新潟県上越市で19日、津波を想定した避難訓練が行われました。

上越市港町で行われた津波避難訓練。

元日の能登半島地震で津波の到達が確認されたことを受け、住民が避難方法などを再確認するために行われました。19日の訓練は大津波警報が発表された想定で行われ、約150人の住民が避難所に向けて徒歩や車で避難しました。

【参加した住民(徒歩で避難)】
「サイレンが聞こえずらかったこともあり、緊迫感がなかった感じ」

【参加した住民(車で避難)】
「訓練は必要だと思う。実際にここまで来てみてどのくらい時間がかかったとか。車でなければ私は動けないからとてもじゃないがここまで歩いてこれない」

訓練に参加した住民は改めて避難にかかる時間やルートなどを確認していました。