大量の使いかけのペーパー、実はコレ… 理由に「知らなかった」

ぼんた(@KumanoBonta)さんが、ある日、X(Twitter)に投稿した1枚の写真に、多くの反響が上がっています。
「従業員用トイレのトイレットペーパーの予備はこうなる」
こんなひと言とともに投稿したのは、職場のトイレの写真でした。
多くのトイレには、備え付けの予備のペーパーがいくつか置いてありますが、ぼんたさんの職場のトイレには、大量の使いかけのペーパーが…。
誰かが最後まで使い切らずに交換して置いているのかと、マナー違反を疑う人もいるかもしれませんが、安心してください。
ぼんたさんが働いている職場は、宿泊施設。この予備ペーパーは、客室で使用していたものを従業員トイレで再利用するために設置したものだったのです!
ホテルなどに宿泊する際、客室のトイレを見ると新品のトイレットペーパーを目にすることがあるでしょう。
施設によって基準は異なるものの、宿泊者が気持ちよく使えるように、トイレットペーパーの交換目安が設定されているのだとか。
交換したペーパーは、従業員用トイレで再利用することで余すことなく使っているといいます。
残量の少ないペーパーは、当然交換頻度が高くなるもの。都度交換しながら使い切る従業員たちの影の優しさのおかげで、宿泊者は快適に過ごすことができていたのですね。
投稿には、事実を知らなかった人たちから感謝の言葉が寄せられました!
・従業員さんたちでお客様の残りを使い切る、エコロジーの心よ…。
・いつも新品に近いペーパーしか見なかったから「使いかけは捨てているのかなぁ…」と思っていたけど、ここに回っていたのか。安心した。
・初めて知りました!「そうだったんだー」と、ありがたさを噛みしめています。
・いつも気になっていたけど、そういう仕組みだったのか…。無駄になっていないんですね。
知らない人がいる一方で、宿泊施設や飲食店では『あるある』の様子。
「当たり前の日常だから、疑問も抱かない」「飲食店だけどまじでこれ」「バイト時代が懐かしい」といった声も上がっていました。
世の中には、ぼんたさんの投稿のように、多くの人の目には触れないさまざまな影の努力があるもの。
社会は誰かの優しさで成り立っているということを、改めて考えさせられますね。
[文・構成/grape編集部]