“若い力”求む!企業が高校生へPR 人手不足深刻な運輸業も…「フレッシュな力で活気を」【新潟】

新潟市中央区で5月21日、企業の採用担当者と高校の情報交換会が開かれました。

【杉山萌奈アナウンサー】
「各高校のブースで企業がそれぞれPRしています。工業高校のブースには長い列ができています」

来年3月に卒業予定の高校生の採用を計画している196社の県内企業の採用担当者と22校の高校が参加しました。

工業高校のブースで説明する食品製造会社は、今年初めて高校生向けに求人を出す予定だと言います。

【柳都入船 草野麻衣 主任】
「取り扱う機械が特殊機械を直す機械。メンテナンスの者がいるが、いま1名しかいないので…持っている知識やスキルはもちろんだが、とにかく一生懸命やってくれる人を求めている」

若いエネルギーに期待しているのは運輸業も。

【新潟交通 経営管理室 佐藤遼太さん】
「バスの運転手を募集している」

“運転手不足”が深刻な運輸業。県内の高卒の内定者は前年と比べ半数に減っていて、「特別な資格は必要ない」と学科の偏りなくPRしていました。

【新潟交通 経営管理室 佐藤遼太さん】
「バスの運転手は高齢化が進んでいるので、若いフレッシュな力で活気・明るい職場をつくってほしい」

高校生の採用活動は今年9月に始まります。