男児(10)が車にはねられ重体 自宅前の道路に飛び出したか 子どもの視野の狭さに注意を

20日、名古屋市中村区で小学生の男児が車にはねられ意識不明の重体となった事故で、男児が自宅の前で道路に飛び出したとみられることが分かりました。
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警察などによりますと20日午後5時過ぎ、中村区松原町で小学生の男児(10)が乗用車にはねられました。(近くにいた人)「大きな音が鳴ったから見たら事故だった」男児は頭を強く打ち、病院に運ばれましたが意識不明の重体です。
CBC
警察は乗用車を運転していた長野県の無職、滝戸信也容疑者(21)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。警察の調べに対して滝戸容疑者は「はねたことは間違いない」と容疑を認めたうえで、「近くにトラックがとまっていた」などと供述。警察は、このトラックが事故に影響したか調べています。男児は自宅前の路上ではねられていて、その後の捜査関係者への取材で男児が道路に飛び出したとみられることが分かりました。
提供:JAF愛知支部
JAF(日本自動車連盟)が「子どもの視野の狭さ」を周知するために制作した動画では、ボールを追いかけて車道に飛び出した場合、子どもにはボールを中心とした狭い範囲しか見えておらず、右側から走ってくる車が全く見えていませんでした。
CBC
子どもの飛び出し事故を防ぐため、名古屋市内の住宅街では「子どもをかたどった看板」を設置している家も。また別の家では。
CBC
(小学2年生の息子がいる母親)「白線より向こうは車道だから(道路に出るときは)ゆっくり出なさいよと(言っている)」
CBC
市内のホームセンターでは、飛び出しを防ぐための商品が販売されていて、ポールにチェーンを付けて使えば、子どもが飛び出さないよう柵として代用できるということです。