コメダは5月29日、石光商事と共同開発をした「とろみコーヒー」(460円~640円)をコメダ珈琲店の一部店舗で発売する。
同商品は、その名前の通りとろみのついたコーヒー。とろみがついていてもコーヒー本来の味わいを感じられるように、コメダブレントと同じアラビカ種の豆を濃く抽出。コクと、苦みの余韻が楽しめる。なめらかな口あたりのとろみは、食道をゆっくり通るのでむせにくく、また時間をかけて少しずつ飲んでも冷めにくいので、ゆっくり、のんびり、コーヒータイムが楽しめる。
高齢化が進む中、飲み込む力が弱くなる方は年々増えている。飲み込む力が弱くなってくると、サラサラとした飲みものはうまく飲み込めずむせてしまったり、気管に入って肺炎を起こしたりという危険性も。とろみコーヒーは、「ひとりでも多くの方にいつまでも安心して飲んでいただける、おいしいコーヒーをお届けしたい」という同社の想いから、歯科医師・日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士である朝日大学歯学部の谷口裕重教授が監修、石光商事との共同開発で誕生したという。