『虎に翼』寅子が優三に渡したお守りに“5銭と10銭、31個の結び目” 込められた意味に「泣ける」の声

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24日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、寅子(伊藤沙莉)が、出征する優三(仲野太賀)に渡した手作りのお守りに込められた“意味”が、Xで反響を呼んでいる。

直道(上川周作)や、轟(戸塚純貴)らに続き、優三にも召集令状が届く。優三を利用したと謝る寅子に優三は笑い、「寅ちゃんが好きなように生きることが望み」と伝えると、必ず寅子らの元に戻ってくると約束する。
戦地へ向かう日の朝、寅子は「虎は千里を行って千里を帰る。五黄の寅生まれの私が、力を込めたお守りです」と、自ら縫って作ったお守りを手渡し、優三は「心強いな」と喜んだ。

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当時、出征する人に対して、1枚の布に1,000人の女性が1人1針ずつ武運長久や無事を願って玉留めを縫った「千人針」をお守りとして贈る風習があった。
「虎は千里を行って千里を帰る」の故事にちなみ、寅年生まれの女性に年齢の数だけ縫ってもらうとお守りとしての効果が強くなると考えられていた。千人針ではなかったものの、寅子も手作りのお守りに自身の年齢の31個の結び目を入れた。
また、寅子のお守りには5銭と10銭の硬貨が縫い付けられており、ドラマの公式Xでは「5銭は死線(4銭)を、10銭は苦戦(9銭)を越えるという意味があります」と説明した。

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このお守りに、視聴者からは「5銭と10銭、31個の結び目とありましたが、その意味は何だろう? と思っていました」「寅子が渡したお守りには、そんな意味が!」「もし刀や銃で狙われても胸に忍ばせば命を守る物になるという意味だと思ってました」「意味が分かるとまた泣ける」と驚きの声が寄せられた。
また、「お裁縫が苦手な寅ちゃんが、一生懸命思いを込めて作ったお守りの効果があってほしいと願うばかり」「ポケットに入れてたあのお守りが弾を跳ね返してくれて、ほんで無事に復員してくれるんだ…そうに決まってるんだ…」「運よく胸ポケットに入れた寅ちゃんが作ったお守りの硬貨に鉄砲玉が当たって生き延びて帰ってほしい」と無事を願う声も相次いでいる。
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#トラつばの箱
優三に渡した手作りのお守り。
「虎は千里を行き、千里を帰る」という言い伝えがあり、五黄の寅生まれの寅子は年齢の数(31個)結び目を入れることで優三の無事を祈りました。
寅子の着物から作られ、5銭は死線(4銭)を、10銭は苦戦(9銭)を越えるという意味があります。#虎に翼 pic.twitter.com/AluhVtjO3j
朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) May 24, 2024