フキノトウ・たらの芽… 春を告げる“山菜”が旬迎える! 栽培物の価格には変化も【新潟】

春の食卓を彩る山菜が旬を迎えている一方で、その価格には変化があるようです。

3月6日朝の新潟市中央卸売市場。

【記者リポート】
「今、旬を迎えているのはフキノトウやたらの芽など、春の訪れを告げる山菜です」

2月から3月にかけて栽培物の出荷のピークを迎える山菜。ワラビやフキノトウなどの天然物は5月いっぱい楽しめます。

長く楽しめる一方、今年は栽培物の価格に変化が…

【新潟中央青果蔬菜第二事業部 徳永直樹 課長代理】
「新型コロナウイルスが流行る前に比べて1割~2割、去年に比べても3~4割は高いのかなという感じ」

新型コロナウイルスの影響で宴会などが減り、山菜の需要も減少。これに伴い、生産者も減っていて、新型コロナウイルスが落ち着いたことで山菜の需要が戻りつつありますが、供給が追いつかず、価格が高騰しています。

【新潟中央青果蔬菜第二事業部 徳永直樹 課長代理】
「現在に関しては、ほとんど栽培ものが流通している。3月中旬を過ぎると、天然物がフキノトウやコゴミから始まっていくので、ぜひ楽しんでいただければ」

栽培物の価格が高騰している一方、天然物に関しては、5月上旬まで例年通りの価格で楽しめるということです。

【新潟中央青果蔬菜第二事業部 徳永直樹 課長代理】
「私は、たらの芽の天ぷらが大好き。こういう品物を食べたり、食卓に並べたりして、ぜひ春が来たのを感じていただきたい」