立憲・梅谷守衆院議員に“党員資格1カ月停止”処分決定も…議員辞職は否定「政治活動続けたい」

選挙区内の有権者に日本酒などを配ったとして刑事告発されている梅谷守衆院議員について、立憲民主党は29日、1カ月の党員資格停止処分を決定しました。

立憲民主党の梅谷守衆院議員が選挙区内の有権者に日本酒を配っていたことが明るみになったのは今年2月のこと。その後、糸魚川市の行政書士の男性が公職選挙法違反の疑いで刑事告発しますが…

【梅谷守衆院議員】
「改めまして私の軽率な行動を深く反省しております。誠に申し訳ありませんでした」

本人は詳細を語らず、成り行きを静観し続けてきた立憲民主党。3カ月あまりがたった29日の常任幹事会で梅谷衆院議員の処分を決定しました。

【立憲民主党 岡田幹事長】
「1カ月間の党員資格停止が決定したということです」

倫理員員会が梅谷議員からも聞き取りを行い決定した処分は党員資格停止1カ月。すでに党の役職停止3カ月の措置を決めていますが、報道陣からは処分が軽すぎるのではないかという声が。

【立憲民主党 岡田幹事長】
「軽いかどうかはわかりません。党員資格停止というのは決して軽いものではではないと思う。熟慮した上での判断です。ただし全て、これで決まりではないということは申し上げておきたい」

この処分決定を受け梅谷議員が先ほど報道陣の取材に応じました。

【梅谷守衆院議員】
「私が会合の出席の対価として物品の提供を行ったことが軽率な判断だったと深く深く反省しているところ。捜査の妨げになってはいけない。私から(自主的に相談に)行っておいてその妨げになりかねないことについて私は現時点では発言を控えさせていただかなければならない。議員を辞職するつもりはございません。これからもしっかりと政治活動を続けてまいりたい」