2023年3月13日から、政府の方針により新型コロナウイルス感染症対策としての『マスク着用』が、個人の判断にゆだねられます。
事業者については、利用者または従業員にマスクの着用を求めることが許容されるため、企業がどのような対応を取るのか、気になる人も多いでしょう。
そんな中、イオン株式会社(以下、イオン)は、利用客と従業員のマスク着用に関する、今後の方針を明らかにしました。
同月6日、イオンは防疫対策の基準などを示した『イオン新型コロナウイルス防疫プロトコル』を改定したことを発表。店舗の利用客には、マスクの着用を求めないことを明らかにしました。
ただし、感染拡大時や混雑する場所では、マスク着用をお願いする場合もあるとのことです。
また、従業員については引き続き体調管理チェックを実施するとともに、マスクの着用も継続。
そのほか換気の徹底や、非接触式体温計などの設置も引き続き行われ、今後も蓄積したデータや専門家の知見をもとに、感染リスク低減に努めるといいます。
ネットでは、さまざまな意見が上がっていました。
・いい判断だと思う。現状、企業なりにできる配慮はこれが限界なんじゃないかな。
・3月は花粉症の人も多いし、すぐに変わるかどうかは分からない。
・従業員を守ろうとする姿勢が感じられていいと思う。
・働いている従業員も、マスクをしなくてよくなったら安心なんだけどね。
全国に2万以上の店舗を持つイオン。日々、利用しているという人は少なくないでしょう。
利用客の中には、マスクの着用は個人の判断で問題ないと思う人もいれば、マスクを着けない人が周囲にいることに不安を感じる人がいるのも事実です。
もし店舗を利用する場合は、それぞれの『個人の判断』が尊重されるよう、各々が配慮をすることが大切だといえそうですね。
[文・構成/grape編集部]