上質でリラックスできるバスタイムで心をほぐす – TOTOのシステムバスルームSYNLA新モデル

疲れた体と心を癒してくれるお風呂。毎日する入浴だからこそ、リラックスできる心地よい浴室で、バスタイムを楽しみたいところだ。そんな上質な空間をTOTOのシステムバスルーム、SYNLA(シンラ)は提供してくれる。6年ぶりのフルモデルチェンジとなった、最新のSYNLAの浴室空間をレポートする。

6月19日にTOTOの東京ショールーム行われた新商品説明会にて、TOTOの鈴木氏は浴室に対する顧客のニーズは「清潔さ・お手入れの手軽さ・省家事化」という3つの意識が継続して高い一方、リラックスやリフレッシュの意識も高まっているとコメント。

そこでフルモデルチェンジされたSYNLAでは、お手入れを楽にする従来の機能を受け継ぎつつ、より「癒し・居心地・ゆとり」を利用者が感じられるような機能を進化。コンセプトの「上質を紡ぐ」を体現するモデルが登場した。
○心地よさを追求した4つの機能

新発売されるSYNLAは、通常飛び出た形状になっている蛇口を、カウンターの下に収納したスマートタッチ水栓を採用。すっきりとした浴室のデザインを実現した。また、出水と止水、お湯の温度調整などの操作は、カウンターから分離したLEDリモコンに集約させて視認性を向上させている。

カウンターの下からは、水の流路に残っている冷たい水を自動で排出する機能を実装。冬場でも温かいお湯が出るまでに、シャワーを余分に出して待つ、というようなこともなくなるそうだ。

浴槽の横には、浴槽内部の機能を操作できるスマートタッチリモコンを設置。浴室空間内で共通のインターフェースを使っている。浴槽内部の機能としては、肩に向かってお湯をかけてくれる「肩楽湯」やランダム水流で腰を温める「腰楽湯」などがある。

浴室でのリラックス体験で注目したいのが、従来品から名前を変えて登場したカームベンチだ。市販の浴室専用イスは小さく、縮こまるような姿勢になりがちだが、このカームベンチは大きい座面と人間工学を取り入れた背もたれによって、包み込まれるようなゆったりとした座り心地とリラックス空間を提供する。

ベンチの座面には布のようなファブリック素材を使用し、温もりのある表面に仕上がっている。

シャワーヘッドにもこだわりが。大きめの粒が流れる「コンフォートウェーブ」、一本の打たせ湯のような「ウォームピラー」、ウルトラファインバブルを含む「ナチュラルケアミスト」という3種類の出水が可能になっている。ナチュラルケアミストは洗顔やクレンジングなど美容目的のニーズに応えたものだ。
○進化した上質感のある空間づくり

カウンターにはフロスト調の素材を使用。光をまとったような優しい質感が、照明の効果を際立たせる。カウンター天板も従来品の28mmから16mmに薄くなり、軽やかな浮遊感を演出している。

ほか、排水機能を備えたことでお掃除が楽になる「ほっカラリ床」を採用。新しい「布調」と「石調」の2種類では、自然を感じるモチーフを取り入れた。浴室内はマロ―ネ色というブラウンで統一し、上質な空間が広がっている。

最新型のSYNLAは1坪サイズで5タイプの展開。タイプと価格は以下の通り(いずれも組み立て費別)。8月21日からの販売となる。

・Gタイプ:333万7,000円~
・Bタイプ:295万5,000円~
・Rタイプ:240万円~
・Dタイプ:187万7,000円~
・Cタイプ:147万6,000円~