【中城】在沖米空軍兵が少女を誘拐し性的暴行をしたとして起訴された事件で、中城村議会(伊佐則勝議長)は27日の6月定例会本会議で「県民の生命、財産、安心安全、生活環境を守る立場から厳重に抗議する」とした抗議決議と意見書の両案を全会一致で可決した。
抗議文と意見書では「沖縄は戦後79年が経過しても、人権が蹂躙されている」とした上で、「日米地位協定を抜本的に改定」「米兵の犯罪ゼロを実現する具体策提示まで外出禁止」などを求めている。
抗議決議文の宛先は駐日米国大使、在日米軍司令官、在沖米四軍沖縄地域調整官、在沖米国総領事。意見書の宛先は内閣総理大臣、防衛大臣、外務大臣など。