SNSを通じて、日常や緊急時に役立つライフハックを発信している、警視庁警備部災害対策課(以下、警視庁)のXアカウント。
先日、数ある投稿の中から、気になる裏技を見つけました。
それは、ジャージやスウェットなどのズボンを使った着替えセットの収納術。
収納というと、洋服を入れる袋や箱が必要になりますが、警視庁が紹介するのは、着替えるズボンをそのまま袋にする方法です。
ズボンのたたみ方により、シャツや下着などの着替えを一緒に保管できる方法を紹介します。着替えがワンセットで、コンパクトなので管理もしやすく、避難所などでは、枕や座布団代わりにも使えます。お出かけした際の子供の着替えセットとして、車などに常備しておくのもおすすめです。 pic.twitter.com/cHCWx1eIC6
コンパクトにまとまるので、旅行や遠征などにも役立ちそうです。
実際、どれくらい収納できるのかを検証をしてみました。
使用するのはこちらのジャージ。一般的なスポーツショップで売られているものです。
まずはジャージを縦半分にたたみ、片方の脚を折り曲げます。
下の画像のように、なるべく大きく折り曲げると、収納部分が広くなるのでおすすめ。
次に折り曲げた状態のまま、ウエストの部分から裾に向かってくるくると巻いていきます。
この時、できるだけ締めるようにきつく巻くと、収納できるスペースが広くなりますよ。
巻き終えると、以下のような状態になります。
あとは裾の部分を裏返して、巻いた部分に覆いかぶせれば完成。
タオルや靴下、下着などの着替えは楽々と収納できます。思わず「天才的だ!」と声を出してしまいました。
メガネケースなどの小物が入るのもありがたい点です。
おすすめは裾が広く、伸縮性の高い素材。スキニーパンツといった裾の狭いズボンは、折り込むのが難しいかもしれません。
宿泊先で履く部屋着用のゆったりとしたズボンを活用するとよさそうです。
災害時の備えにするほか、旅先で荷物を減らしたい人は試してみてくださいね!
[文/キジカク・構成/grape編集部]