スシローで「年に一度の別格まぐろ祭」開催! しゃりは全部赤しゃりに!? いつもと何が違うのか食べ比べてみた

スシローで年に一度のフェアがスタートした。人気の鮪、しかも鮪の目利きのプロ集団「八洲水産(やしますいさん)」の鮪が食べられるフェアである。

さらに、7月3日から7月21日までの期間限定で、しゃりが全て「赤しゃり」に。いつものすしとは何かが違うスシローのフェア、都内で行われた試食会に参加してきた。

○赤しゃりって何?

回転すしのしゃりといえば、白米のイメージが強いもの。赤しゃりは赤酢を使うことで、ほんのりとしゃりが染まっている。スシローでは、すし職人とともに赤しゃりを開発。こだわりの長期熟成酒粕を使用した赤酢に砂糖と、北海道産のてんさい糖(※てんさい糖は、砂糖の内の約20%使用)を加えて、さらにまろやかに仕上げているという。

実際にしゃりだけ食べてみると、赤酢のツンと来る特徴的な香りがあるものの、しゃり自体は甘みがあり、主張しすぎない酸味とのバランスが良い。この赤しゃりは、特に天然魚と相性がよく、より旨みを引き出してくれるらしい。

今回、高級寿司店にも卸されており、鮪業界では知らない人はいない老舗まぐろ問屋「八洲水産」の厳選した天然まぐろを販売するにあたり、よりネタの味わいを感じられる”赤しゃり”で提供するそうだ。
○全店税込100円「大切りびんちょう鮪」

まずは八洲水産の厳選鮪から、「大切りびんちょう鮪」はスシロー40周年の感謝を込めて全店税込100円に。大切りかつ2貫で100円という太っ腹な商品だ。食べ応えもあり、鮪の旨みを赤しゃりが引き立ててくれていつもより高級感も味わえた。
○天然本鮪と天然インド鮪食べ比べ

このフェアで食べておきたいのが「天然本鮪と天然インド鮪食べ比べ」(1,180円、1,210円、1,270円)。八洲水産こだわりの天然の”本鮪”と”インド鮪”の大とろ、中とろ、赤身を一度に食べ比べられる一皿。

見た目では若干の違いを感じるレべルだが、食べてみるとその違いはすぐに分かる。天然本鮪は味に重みがあり深く濃厚な味わい。どっしりとした印象で一口食べるだけで満足感がある。一方でインド鮪は甘みが強く、鮪の身と脂の旨みが合わさり、強烈な旨みを感じられた。二つの鮪を食べ比べできる貴重な一皿、この機会にぜひお試しあれ。

大皿にある天然本鮪は単品でも販売している。お気に入りのメニューはこの機会にたくさん食べておきたいところ。

「厳選 天然本鮪大とろ」(360円、370円、390円)

「厳選 天然本鮪中とろ」(180円、190円、210円)

「厳選 天然本鮪赤身2貫」(180円、190円、210円)

○「厳選 天然本鮪ねぎとろ手巻」

「厳選 天然本鮪ねぎとろ手巻」(260円、270円、290円)は、有明産の極上の海苔を自分で巻いて、天然本鮪のねぎとろをいただく商品。

思い切りかぶりつけば、歯切れがよいパリパリとした海苔の食感がよく、赤しゃりやねぎとろを口いっぱいに味わうことができた。1本でそこそこボリュームのある一皿。
「厳選 天然めばち鮪」(120円、130円、150円)
40㎏以上の大型サイズのみを厳選しためばち鮪からは、赤身の中でも旨みが強い部分を使用して提供。色味もきれいで、
○「厳選 めばちねぎまぐろ軍艦」(120円、130円、150円)

「厳選 めばちねぎまぐろ軍艦」(120円、130円、150円)は、ねぎまぐろの粒をあえて大きくすることで、食べ応えがありねっとりとした食感を引き出している。
○「天然魚5種盛り」(680円、700円、740円)

中とろ、さめがれい、サクラマス、いわし、穴子がセットになった「天然魚5種盛り」。赤しゃりと相性がよい天然魚を集めたメニューで、赤身魚、白身魚といろんな魚を楽しめるお得なメニュー。柔らかくふわふわな穴子は身が大きくしゃりを巻いて食べられるほどのサイズ感だった。
○「あじ(ネギ・生姜)」(120円、130円、150円)

天然魚×赤しゃりの調和をぜひ味わってほしいとおすすめされた国産天然の真あじ。水っぽくなく、身はぶりっとしていて鮮度もよい一品。加工のスピード感と温度管理を徹底することで、この旨みと食感を実現しているそう。
○「うなとろ軍艦」(180円、190円、210円)

夏らしいうなぎメニューからはうなぎとふわふわのとろろを組み合わせた軍艦が登場。うなぎの甘いタレがしゃりやとろろに広がり、美味!
○「うなぎアボカドカマンベール炙り」(260円、270円、290円)

北海道花畑牧場のカマンベールチーズとアボカドをうなぎにトッピングした一見珍しい組み合わせのメニュー。食べてみると、うなぎの旨みにアボカドの食感やカマンベールチーズのコクが合わさり、意外にも合う。やみつきになってしまうおいしさだった。
○「鶏の中華そば」(470円、480円、510円)

スシロー×食べログコラボ商品からは、「食べログ ラーメン EAST百名店」にも選出された中華そばの名店「中華そば髙野」髙野伸伍監修の「鶏の中華そば」が登場。

澄んだスープは、醤油ベースに鶏の旨みがきいていて、見た目以上にガツンとインパクトのある味わい。鶏のコクが寿司を食べた後の口にすっと広がり、〆にもちょうどよい美味しさ。鶏のむね肉のコンフィもしっとりしていて食べやすく、すしの後でもするすると食べられる仕上がりだった。
○■京都・宇治の老舗茶舗「森半」×スシローカフェ部コラボ

デザートでは、老舗茶舗「森半」の宇治抹茶を使用したスイーツ3種が登場。全国茶審査技術競技大会で過去2度優勝し、名実ともに日本屈指の茶師である菊岡氏監修のもと厳選された宇治の一番茶を使用したこだわりの和スイーツだという。

「老舗茶舗のお抹茶パフェ」(350円、360円、380円)は、抹茶アイス、抹茶蜜、大納言小豆、寒天風ゼリーなどを合わせたパフェ。抹茶密がたっぷりと入っていて、濃厚な抹茶感を存分に味わえる。

「老舗茶舗のお抹茶モンブラン」(280円、290円、310円)は、抹茶ならではのほろ苦さもありつつ甘みが感じられる仕上がりで、モンブランクリームの中にある特製クリームには隠し味に塩を入れることで抹茶の風味を際立たせているそう。

「老舗茶舗のお抹茶アイスケーキ」(260円、270円、290円)は、上のスポンジクラム、ムース、スポンジに高級茶葉を使用。ひんやりでもしっかりと抹茶の濃い風味が感じられ、食後でも食べやすいサイズ感だった。少しの量でも抹茶感は楽しめそうだ。

フェアにコラボに盛りだくさんのスシロー。特にまぐろはフェアならではの種類の豊富さで、あれもこれも食べたくなるおいしさだった。ぜひ、この機会にスシローを訪れてみてはいかがだろうか。