20年ぶりとなる新紙幣の発行が7月3日に始まりました。日本銀行では朝から各金融機関に引き渡す作業が行われました。
3日、20年ぶりに発行が始まった新紙幣。日本銀行新潟支店では午前8時から各金融機関に引き渡す作業が行われていました。
【日本銀行新潟支店 小森谷紀明発券課長】
「国民の皆さんが実際に手に取って頂いた際に何の不便もなく、安心して使用できてかつ皆さまにとって親しみやすいものになるのを願っている」
「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一などの肖像が描かれた新紙幣には偽造防止として世界初となる3Dホログラムを採用。
さらに額面の数字を大きく表記するなどユニバーサルデザインに配慮した紙幣となっています。
新潟市中央区の第四北越銀行では特別臨時窓口を設置。早速・新紙幣を両替する人の姿がありました。
【受け取った人】
「けっこう目にしているので、あっこれかっていうやっと手にしたなっていう感じがいたしました」
【受け取った人】
「とてもきれいで工夫されていると思います」
一方、新紙幣の発行に伴い、旧紙幣が使えなくなることはないとして、日銀新潟支店などは詐欺などに注意するよう呼びかけています。