3月2日午後、新潟県妙高市の小学校のスクールバスで小学1年生の男児を降ろし忘れる事案がありました。バスは納車場所で降ろし忘れに気づき、児童を自宅まで送り届けました。児童に体調不良などはありませんでした。
3月2日午後3時すぎ、妙高市の新井小学校の下校時のスクールバスで、1年生の男児が眠ってしまい、降りる予定のバス停で降りず、児童は納車場所まで乗車しました。
バスを見ていた地域の人が、乗っているはずのない子どもが乗っていることに気づき、学校へ連絡。その後、学校からバスの運行業者に連絡しましたが、バスは運行中だったため、運転手と連絡がとれず、そのまま納車場所に行ったということです。
納車場所で運転手と連絡がつながり、眠って降ろし忘れた児童に気づき、児童を自宅まで送り届けました。児童に体調不良などはありませんでした。
市によりますと、本来は最終停留所で降車の最終確認を行うはずでしたが、この日はしておらず、降ろし忘れたまま納車場所まで行ってしまったということです。
市は最終停留所での降車確認を徹底するほか、緊急時の連絡体制の見直しを行うとともに、スクールバスに置き去り防止装置を整備する方針です。