ジブリパーク、不適切写真めぐる運営の回答に疑問の声 「被害者側」と擁護も

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愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内に昨年11月にオープンしたテーマパーク「ジブリパーク」で不適切な写真が撮影され、SNSに投稿されていた騒動をめぐり、運営サイドの対応がツイッター上で話題となり、物議をかもしている。
ジブリパークは、スタジオジブリのアニメ映画の世界観を再現したテーマパークで、各作品内に登場するキャラクターや建造物などを再現した展示などが人気を呼んでいる。
同パーク内で、作品ファンとみられる男性が、女性キャラクターの等身大人形のスカートの下にスマートフォンを差し込んだり、人形の胸を触ったりするなど、性犯罪を思わせるポーズを撮影した不適切画像をSNSに投稿。そのスクリーンショットをインフルエンサーが取り上げたことを発端に、不快感をあらわにする声が広がった。
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これを受け、一部メディアがパークの運営側に取材を申し込んだところ、「ノーコメントとさせていただきます」と回答。このことが報じられると、ツイッター上では「ジブリパーク」のワードがトレンド入りした。
インターネットユーザーからは、「ノーコメントはないだろ…」「その対応で大丈夫なの?」「運営さんがノーコメントなのがちょっとモヤモヤというか残念というか…」と対応に疑問の声があがった。
中には、「ノーコメントってなんなんだろ。『お客様とて許せぬ』だろそこは」と、『千と千尋の神隠し』に登場する湯婆婆の有名なセリフを引き合いに出す人も。

その一方で、「ジブリパークも被害者側でしょ。なんでジブリパークに抗議の電話をしたり、問い詰めてるんや…」「取材を受けた上での対応だったので、それを公式の見解として拡散するのは、なんかちょっと脊髄反射的」「悪いのは100%あんな写真撮って面白がってる連中で、いわばジブリパーク側は被害者なのに」と擁護する声もみられた。
また、「これでパーク側ができることって、横に並んでの撮影禁止とかになっちゃうんじゃないかな」「キャラと一緒に撮れる貴重な撮影可エリアはなくなるかも」「あのエリアも撮影禁止になるか、撮影のためのスタッフさん配置して撮ってもらうの2択になっちゃうかもね」と、キャラクターとの記念撮影ができなくなることを危惧する声もあがっている。
(文/Sirabee 編集部・けろこ)