SNSを通じて大量の“たばこ”とみられる商品を無許可で販売したとして、ベトナム国籍の男女6人が逮捕・送検されました。6人は少なくとも1億円を荒稼ぎしていたとみられています。
お菓子の箱でカモフラージュか ベトナムで約690円の“たばこ…の画像はこちら >>
3日、名古屋市の中川警察署に次々と入ってくるベトナム国籍の男女。彼らは“あるもの”を売って、少なくとも1億円を稼ぎ出していたとみられています。
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関係先から押収されたのは、海外の「たばこ」とみられる商品8600箱。パッケージには見慣れない文字も…。
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逮捕・送検された、いずれも富山県に住むベトナム国籍のグエン・ティ・ナオ容疑者ら男女6人は、ことし2月から5月にかけてSNSを通じて無許可でベトナムのたばことみられる商品を販売した、出入国管理及び難民認定法違反の疑いがもたれています。警察は、6人の認否を明らかにしていません。
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6人は富山県内の同じ集合住宅に住む夫婦やカップルで、それぞれ介護など人手が不足している特定の産業や通訳など、専門知識を活かす職業に就くことが許される在留資格をもっていました。たばこを販売することは許されていませんが、ベトナムで約690円で売られているものを、日本では4倍近い2600円ほどで販売するなどしていたとみられています。
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2019年から日本で暮らすベトナム人を主なターゲットに、のべ9000人に販売し売り上げは少なくとも1億円以上に上るとみられています。これらは本来支払うべき関税を払わず、スーツケースや段ボールで日本に持ち込まれ、お菓子の箱に入れてカモフラージュされていたとみられています。警察は、これらを違法に持ち込んだ別の人物がいるとみて、全容解明を進めています。