三条市で10日、地元の小学生が地域の川に縄文時代は多く生息していたという「サケ」の数を増やそうと稚魚を放流。「大きくなって帰ってきて欲しい」と願いながら川に放し再会を楽しみにしていました。
縄文時代の格好をし笑顔あふれる児童たち。
三条市の森町小学校では地元を流れる五十嵐川とその場所に縄文時代多く生息していたという「サケ」の関係について総合学習の時間などで学んでいます。
【松尾和泉アナウンサー】
「児童たちが放流するサケの稚魚は5センチほどの大きさ。五十嵐川が縄文時代のようにサケがたくさん来るように思いを込めてこれから放流します」
児童は縄文時代のような五十嵐川をよみがえらせることを目指しサケの稚魚の放流に挑戦!
地元の五十嵐川漁業協同組合が育てた稚魚を中心に約1万50000匹を手分けして川に放し元気に泳いでいく姿を見守っていました。
【児童】
「楽しかったけどサケをバケツから放す時にパシャッとならないように気をつけてやった」
「食べられないように無事で居て欲しい」
「元気に育ってね思いながら放流した」
放流したサケは4年後に五十嵐川に戻ってくると言うことです。
【児童】
「大きくなって帰ってきてね」