愛知県愛西市で2022年11月、新型コロナワクチンの接種後に死亡した女性。全国で初めて「接種と死亡との因果関係が否定できない」と認定されました。
愛西市の飯岡綾乃さん(42)は2022年11月、集団接種会場でコロナワクチンを接種した直後に容体が急変し、およそ1時間半後に死亡しました。
10日午後、厚労省のワクチン接種の副反応を検討する部会が開かれ、飯岡さんの事例について、「接種と死亡との因果関係は否定できない」とする専門家の評価を認定しました。
接種後に死亡した事例は、これまでに全国でおよそ2000件が報告されていますが、「因果関係が否定できない」と認定されたのは初めてです。
飯岡さんは高血圧や糖尿病などの持病がありましたが、画像検査でワクチン接種以外に死因となるような異常が見つからなかったことなどから、判断に至ったということです。