三浦瑠麗 逮捕夫に今度はコロナ給付金不正受給疑惑…中小企業庁が示した厳正対処の“可能性”

4億2000万円を着服したとして、3月7日に業務上横領容疑で逮捕された投資会社「トライベイキャピタル(以下、トライベイ)」代表の三浦清志氏(43)。
逮捕報道を受け、妻で国際政治学者の三浦瑠麗(42)は《一部報道におきまして、私の夫である三浦清志が逮捕されたという事実を知りました。引き続き、捜査に全面的に協力する所存です。家族として、夫を支えながら推移を見守りたいと思います》とコメントを発表した。
夫に投資トラブルが報じられ家宅捜索を受けた1月以降、テレビ出演を休止している瑠麗。フジテレビの番組審議委員に名を連ねているが、同局放送で木曜レギュラーを務める『めざまし8』も“お休み”が続く見込みだという。
そんななか、三浦夫妻に新たなスキャンダルが。清志氏の会社が中小企業庁の「家賃支援給付金」を不正受給していた疑惑が浮上したのだ。清志氏は東京・永田町の一等地にオフィスを構え、瑠麗のシンクタンクも同じ所在地となっている。
10日に公開された『FRIDAY DIGITAL』の記事によると、清志氏が給付金を申請した時期は2020年10月。トライベイ関係者の証言をもとに、彼が従業員に給付金の申請を指示したと報じている。
「家賃支援給付金」は、新型コロナの影響により売上が減った中小事業者・個人事業主を対象に、地代・家賃(賃料)を補助する制度。2020年5月以降、1カ月の売上が前年同月と比較して50%以上減っていることなどを条件に、最大600万円が支給される。すでに給付事業は終了しており、2020年7月14日~2021年2月15日まで申請期間が設けられた。

だが、受給条件を満たしていないにもかかわらず、清志氏は従業員に指示。瑠麗も売上の操作を指示するような発言をし、申請することに。後日、銀行口座に約520万円の振込みを確認した清志氏は、従業員に喜んだという。
それだけでなく、2021年3月にも東京都の「家賃等支援給付金」を約30万円受け取ったと伝えられている。
『FRIDAY』の取材に清志氏の会社は沈黙を守ったようだが、瑠麗のシンクタンクは「(トライベイは)別会社ですので、補助金を申請していたかどうかも含めて関知しません」と答えたという。
果たして、給付金の不正受給は事実なのだろうか? そこで本誌は10日、中小企業庁の訟務債権管理室に取材。対応した担当者によれば、「報道されていることについては承知しております」とのこと。「今後、調査を行うのか?」との質問には、次のような返答があった。
「不正対応について、個別の案件についてお答えするのは差し障りがあるものですから、お答えはしておりません。一方で一般論としまして、不正対応といたしまして、関係者とも協力して厳正に対処してまいるとの基本方針ではあります」
経済産業省のサイトでは《不正は絶対に許しません》と明記されている。セレブ夫妻の行方は果たしてーー。