「こっくりさん」で女子生徒28人が救急搬送 保護者らが学校に…の画像はこちら >>
特に小学生の間では、トイレの花子さん、赤い紙・青い紙、そして「こっくりさん」などの怪談が人気だ。それは海外も同じらしく、南米コロンビアで起きた騒動の話題を、『NEW YORK POST』などが報じている。
コロンビア共和国スクレ県のガレーラス市にあるスクールに通う女子生徒たちが、休み時間にオカルトゲームの「ウィジャボード」で遊んでいたところ、体調不良を訴えた。
次々と強い不安症状を訴え、ついには失神する生徒まで現れたため、救急車が駆け付けるなど現場はパニック状態になったという。
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体調不良を訴える女子生徒の数は、28人にものぼった。保護者も呼び出され、生徒たちは教職員や両親に抱えられながら市内の病院で診察を受けたという。
基礎疾患を持つ生徒が2名含まれるが、その後の体調について学校側は一切言及していない。これを受け、保護者たちは学校にウィジャボードを使用禁止とするよう要請。生徒たちの行動を把握していなかった教職員に対しても、非難の声があがった。
今回問題になった「ウィジャボード」は、アルファベットや数字などの文字が書かれたボードを参加者で囲み、文字を指す器具に手を添えると、質問に対しその器具が勝手に動き出して答えてくれるというものだ。
日本の「こっくりさん」と仕組みは同じで、死者とコミュニケーションが取れるとして、海外ではオカルトゲームの定番になっている。
Sirabee編集部が全国10~60代の男女1,789名を対象に調査を実施したところ、「幽霊を見たことがある」と答えた人は全体の14.0%。多くの年代で女性の割合が高くなっていることもわかった。
特に遭遇しやすいのは家に1人でいる時や、夜中にドライブをしている時だという。また、見たことはないが存在は信じるという人も。「怪談が苦手なのは、幽霊を信じているからだ」という意見も多いようだ。
(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)