日本の夏の風物詩の1つである、花火大会。
きれいな花火はもちろん、屋台で売られている食べ物やオモチャなど、たくさんの楽しみがありますよね。
しかし、どんなに多くの人が待ち望んでいても、天候にはかないません。毎年、いくつもの花火大会が、雨や雷で中止を余儀なくされています。
4兄弟を育てている、ゴンゾウR4(@R453374510)さん。
2024年7月20日に、東京都で開催される『第46回足立の花火』に、息子さんたちと行く計画を立てていました。
4兄弟はそろいの甚平を身にまとって、準備は万端。夜が近付くにつれて、テンションは上がっていきます。
そんな中、「悪天候で花火大会が中止になった」と知らされたのです。
特に落ち込んでいたのは四男でした。ションボリした表情に、簡単に笑顔が戻ることはなく、そのまま寝床に向かっていったそう。
すると、四男の様子を見守っていた3人の兄たちは、驚くべき行動をとりました!それは…。
兄たちは、弟の周りにぬいぐるみとライトを置き、見られなかった打ち上げ花火を、寝床に作ってあげたのです。
ゴンゾウR4さんいわく「3人の兄たちが『夢の中では、弟が花火を見られるように』という願いを込めて、弟に作ってくれた」とのこと!
きっと、兄たちも花火を見ることができなくて、悲しい思いをしたことでしょう。それでも「四男に元気になってほしい」と思い、行動できるのは、素敵なことですね。
兄たちの優しさと、4兄弟の深い絆が感じられる投稿には、たくさんのコメントが寄せられました。
・こんなの泣くやん…。
・カメレオンの舌が、花火が上がる時に出る線になっているのですね!
・目からも雨が…。朝からうるうるしました。
・素敵なお兄ちゃんたちで、たくさんの優しさと愛を感じました!
四男がもらった、世界に一つだけの、打ち上げ花火。
眠りについた四男の表情が、楽しそうに見えるのは、兄たちのおかげかもしれません。
夢の中では、4人で並んで、夜空に輝く大輪の花を見ていることでしょう!
[文・構成/grape編集部]