サッカー明治安田生命J1リーグ・アルビレックス新潟は3月11日、ホームで川崎フロンターレと対戦しました。
【齋藤正昂アナウンサー】
「晴天に恵まれました、デンカビッグスワンスタジアムです。アルビのホーム初勝利を見届けようと、入場口には多くのサポーターが列を作っています」
スタジアムには、先週のホーム開幕戦より多い2万6397人が来場。
【サポーター】
Q.注目は
「伊藤涼太郎選手。海外から熱視線を浴びている選手なので、1点とってチームを波に乗せてほしい」
【サポーター】
「ずっと、J1で優勝とか続けていた川崎との試合だけど、絶対に勝つ!勝ち点3で」
アルビが迎え撃つのは、直近6年間で4度J1を制覇しているリーグ屈指のタレント集団・川崎フロンターレ。
強敵から勝ち点3を奪い、ホーム初勝利を!パスサッカーを標榜するチーム同士の一戦は序盤、川崎に主導権を握られる展開に。
それでもカウンターから得点チャンスを伺うと、開幕戦から絶好調のこの男がスタジアムを沸かせます!
【伊藤涼太郎 選手】
「たかが3試合だったら、誰でも活躍できると個人的には思っていて、これを1年間続けられる選手が上に上がっていける選手だと思っている」
前半22分、前節から先発出場しているDF渡邊が高い位置でボールを奪い、伊藤へ。その伊藤のシュートがゴールネットを揺らし、アルビが先制します。
【渡邊泰基 選手】
「前線からプレッシャーに行っていて、自分もそれについて、狙いどころだと思っていたので、思い切ってボールを奪いにいった」
【伊藤涼太郎 選手】
「泰基からもらったときには、間違いなく自分で振りぬこうと思っていたし、本当によく入ってくれたなというゴールだった」
さらに、エンドが変わった後半6分には、伊藤が三戸との鮮やかなパス交換からカウンターを仕掛け、右サイドの太田へ。ここは惜しくもゴールとはなりませんが、一瞬の隙を見逃しません。
守っては後半23分。コーナーキックからファーサイドのマルシーニョに頭で合わせられますが、守護神・小島のセーブでピンチを切り抜けます。
さらに猛攻を仕掛けてくる川崎を相手に、懸命の守備を見せます。Jリーグ初出場となったダニーロゴメスも献身的な守備を見せ、全員で伊藤の挙げた1点を守り抜いたアルビ。強敵を相手に、ホーム初勝利を完封で飾りました。
【舞行龍ジェームズ選手】
「0点に抑えたことは非常によかったと思うし、自分たちの自信にもつながるかなと考えている」
【伊藤涼太郎 選手】
「たくさんチャンスに絡めているところはあったけど、追加点を取れなかったというところは今後の課題になってくると思うので、その課題を早く修正して、次の試合に臨みたい」
次節は3月18日(土)、アウェーで浦和レッズと対戦します。