水筒で食中毒の危険が! 厚生労働省の注意喚起に「ついやっちゃいそう」

全国各地で真夏日が続く、2024年7月現在。熱中症を防ぐためには、こまめな水分補給が大切です。
水筒の中にジュースやスポーツ飲料を入れて、持ち運ぶ人も増えるでしょう。
水分を手軽に持ち運べる水筒は便利ですが、使い方によって、食中毒が引き起こされる危険性があることを知っていますか。
同月19日、厚生労働省食品安全情報(以下、厚生労働省)のXアカウントは、ヤカンや水筒といった、金属製の容器を使用する際の注意喚起を投稿しています。
【金属溶出に伴う中毒にご注意!】金属製の容器(ヤカンや水筒)にサビや傷があると、酸性の飲み物と反応し、金属が溶け出し、腹痛、吐き気、下痢などを引き起こすことがありますので、金属製の容器に酸性のジュースやスポーツ飲料を長時間保管しないようにしましょう!#銅 #食中毒 pic.twitter.com/ewH3r1X9zt
サビや傷がある状態の金属製の容器に、酸性の飲み物を入れないようにしましょう。
厚生労働省によれば、金属が溶け出し、腹痛や吐き気、下痢などを引き起こすことがあるそうです。
金属製の容器に、酸性のジュースやスポーツ飲料を入れた状態で、長時間保管しないようにしてください。
※写真はイメージ
厚生労働省が公開した写真のように、金属が溶けだし、中の飲料と混ざることを想像したら、ゾッとしますよね。
投稿には「これからの季節は特に注意が必要」「ついやっちゃいそうで怖い」「誰にでも起こりえることだから、気を付けよう」などのコメントが寄せられています。
メーカーによっては、同じ理由で、スポーツ飲料を水筒に入れないよう、推奨している企業もあります。
また、近年では、内部にコーティングが施されたスポーツ飲料対応の水筒も販売されています。
厚生労働省の注意喚起を知った上で、金属製の容器を使用する時には、説明書をよく読むなどしたほうがいいでしょう。
[文・構成/grape編集部]