チェコ代表が、日本代表に『プレゼント』 投稿に「素晴らしい!」「これぞ最高の試合」

各国を代表する選手が集い、全力で世界一の座を競い合う野球大会『ワールド・ベースボール・クラシック(通称:WBC)』。
2023年3月11日に行われた第1ラウンドで、日本代表はチェコ代表を相手に、10対2で勝利をつかみました。
この試合で注目されたのは、熱い試合だけではありません。スポーツマンシップにのっとった温かいやり取りも話題になりました。
日本人からも多くの歓声が上がったのは、チェコ代表の先発としてピッチャーを務めた、オンジェイ・サトリア選手の活躍。
圧倒的なテクニックから『怪物』と呼ばれるあの大谷翔平選手から110キロ台のチェンジアップで3球三振を奪い、ベンチではボールを見せびらかすように大喜びする姿を見せていました。
試合後は、「三振を奪ったボールを記念にキープしてもらった。チャンスがあれば、大谷選手にサインをしてもらいたい」とコメントしていた、サトリア選手。
多くの日本人がその後の展開を気にする中、同月14日、自身のTwitterアカウントに自慢の写真を公開しました。
One and only @MLB @MLBONFOX @WBCBaseball @BaseballCzech pic.twitter.com/dEey6XEbNU
写っているのは、輝く笑顔を見せる、サトリア選手と大谷選手の姿!
そして大谷選手の手には、チェコ代表からのサインが書かれたユニフォームが掲げられています。
写真とともに投稿された「One and only(唯一無二)」というコメントは、日本代表との試合や大谷選手とのひと時、そしてプレゼントなど、いろいろなものを指しているのかもしれません。
投稿では明かされていませんが、きっとサトリア選手はキープしたボールに大谷選手のサインをもらったのではないでしょうか。
サトリア選手と大谷選手のツーショットは、試合を観ていた多くの人の胸を熱くしたようです!
・チェコ代表は、なんて気持ちのいい集団なんだ!2人とも、いい笑顔だなあ。
・サトリア選手は素晴らしいピッチャーだった。また日本代表との試合が観たいな。
・これがスポーツのいいところだよね。メッセージにもジーンとした…。
試合を観ている人にも、スポーツの楽しさを教えてくれた、チェコ代表との試合。
チェコ代表のウィリー・エスカラ選手のヒザに162キロのボールを当ててしまった佐々木朗希選手が、株式会社ロッテのお菓子を持ってお詫びをするエピソードも話題になりました。
選手と観客がともに楽しむことのできる試合とは、今回のようなものを指すのでしょう!
[文・構成/grape編集部]