連続性暴行事件の容疑者が逮捕 通報者は「特徴ある体臭にピンと…の画像はこちら >>
カリフォルニア州のロサンゼルス郡で、5年ほど前から起きていた連続性暴行事件。今月ついに、容疑者とみられる男が逮捕された。決め手となったのが体臭だったことを、『FOX11 NEWS』『NBC News/Los Angeles』などが報じている。
SNSや出会い系アプリを通じて知り合った女性たちと実際に会う約束をとりつけ、しかしデートすると性的暴行に及び姿を消す。そんな事件が、ロサンゼルス市で2017年から2022年まで連続で発生していた。
現場はダウンタウンや西に位置するコリア・タウンで、犯人はそもそも身元を偽っており、人相も「どこにでもいるタイプの白人男性」だった。ただし身長が195センチほどと高く、独特の体臭を放っていることが特徴だった。
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その連続性暴行事件の容疑者として、このほどノースカロライナ州出身で市内に住むベンジャミン・パーク・ベルサーという36歳の男の身柄が拘束された。
事件の目撃者から警察に通報が入り、「現場で放たれた男の独特の体臭とそっくりだ」という説明があり、その4日後にロサンゼルス市警が逮捕に成功したという。
ベルサー容疑者の身柄は現在、ロサンゼルス郡拘置所に収監されている。起訴にあたって罪状は性的暴行ほか重罪を含む12件に及ぶ。620万ドル(約8億3,500万円)の保釈保証金が設定されたが、あまりにも高額で支払われたとの情報はない。
現時点で被害者の数は5名だが、他にも複数いると考えられることから、ロサンゼルス市警は「容疑者に厳罰を求めるためにも、皆さん勇気を持って被害届を行ってください」と呼び掛けている。
(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)