販売開始30分で完売の”干し芋” 栽培・販売したのは地元の中学生「売れて良かった」【新潟・胎内市】

地域の特産品などを通して働くことへの理解を深めようと、新潟県胎内市の中学生が自分たちで育てたサツマイモから作られた干し芋を販売しました。

【生徒】
「おいしい干し芋いかがですか」

胎内市役所で乙中学校の1年生が元気良く声を出しながら売っていたのは自分たちで育てたサツマイモで作った干し芋です。

生徒たちは総合的な学習の時間で福祉を学んでいるほか、地元の特産品でサツマイモの「べにはるか」を栽培しています。

今回は両方の学びを深めようと、自分たちで育てた「べにはるか」を村上市にある障がい者就労支援施設の利用者に干し芋に加工してもらい、販売しました。

売られている干し芋には生徒が考えたオリジナルのラベルも。

75個用意した干し芋は生徒の元気な呼び込みもあり、販売開始から30分ほどで完売しました。

【生徒】
「たくさん売れて良かった」
「植え方とか販売の仕方も先生に習ったので、そこが大変だった」
「地域の人との関わりを日常的に感じることは少ないので、こういうところで再認識できたのは良かった」

売上金については生徒自身が使い道を考えることにしています。