日本時間の8月4日未明、パリオリンピック競泳男子100mバタフライ・決勝が行われ、新潟医療福祉大学職員の水沼尚輝選手が出場。世界の強豪相手に大健闘を見せました!
初めてのオリンピック出場から3年…日本競泳陣の主将としてパリオリンピックに臨んだのは、新潟医療福祉大学職員の水沼尚輝です。
ケガやスランプを乗りこえ、世界の舞台で多くの経験を積んだ水沼はフォームの改善にも取り組み、自身を強化してきました。
【水沼尚輝 選手】
「まずは、絶対に決勝に進むという目標をぶらざすにやっていきたいと思っているし、決勝の舞台で日本記録を更新できるよう準備を進めていきたい」
こう意気込み、迎えた2日の予選…
【記者リポート】
「新潟医療福祉大学水泳部の皆さんが特製のうちわを持って、これから始まる水沼選手のレースを待ちわびています」
新潟医療福祉大学には普段、共に練習に汗を流している部員など約70人が集まりました。
【水泳部の部員】
「めちゃくちゃ明るい活気があって、一緒に練習する時は盛り上げてくれる」
【水泳部の部員】
「頑張ってほしい」
新潟からの応援も受け、51秒62でフィニッシュした水沼は全体15位で準決勝にコマを進めます。
【水泳部の部員】
「めちゃめちゃ感動的だった」
【水泳部の部員】
「尚輝さんのかっこいい姿を見て、練習頑張る。(次のレースも)頑張ってください」
そして、準決勝も突破し、東京オリンピックでは立つことができなかった夢の舞台、決勝へ!
大きな歓声に包まれながらスタートしますが、前半で出遅れると、得意とする後半に追い上げることができず…それでも51秒11の好タイムで世界の強豪相手に8位と大健闘を見せました。
【水沼尚輝 選手】
「思うように水泳を楽しめない時期もあったが、自分自身を疑わないことがすごく大事だったので、その成果が今回の決勝に導いた。とても楽しく泳げたと思う」