2024年の『ペルセウス座流星群』は期待大! 1時間で40個観測も

毎年、安定して多くの流れ星を見ることができる『年間三大流星群』をご存じですか。
年末年始に観測できるしぶんぎ座流星群や、真夏のペルセウス座流星群、そして、12月中旬にやって来るふたご座流星群を指します。
流れ星を観測するにあたって、重要なのは天候や月の明るさの影響。これら3つの流星群は、そういった条件の影響が比較的少なく、天体観測に適しているといわれています。
2024年で2つ目の『年間三大流星群』となるペルセウス座流星群は、8月12日に極大を迎えます。
国立天文台によると、月明かりの影響が少なく、かつもっとも活発になる時間帯が23時頃のため、観測に適した環境なのだそうです。
そのため、なんと1時間あたり、40個ほどの流れ星を見ることができると予想されています。
※写真はイメージ
もちろん条件にもよりますが、ペルセウス座流星群は『年間三大流星群』の中でも1、2を争う流星数で知られる天体ショー。
より美しい光景を心に刻むには、できるだけ暗い場所で観測するのがポイントです。安全面に配慮した上で、できるだけ電灯などの影響が少ない場所を選びましょう。
お盆の時期であるため、家族や友人と天体観測のため、遠出をしてもいいかもしれません。2024年の夏の思い出は、ペルセウス座流星群で作ってみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]