明日6日も体温超えの猛暑とゲリラ雷雨に警戒 東京23区でも警…の画像はこちら >>
明日6日(火)も、猛烈な暑さとゲリラ雷雨に警戒が必要です。最高気温は東海以西で体温超えの危険暑さ。気温上昇と湿った空気の影響で、午後はあちらこちらでゲリラ雷雨。東京23区でも警報級の大雨のおそれがあるため警戒が必要です。
今日5日(月) 猛暑のちゲリラ雷雨
今日5日も、関東以西で最高気温35℃以上の猛暑日が続出。最高気温は、久留米(福岡)39.5℃と観測史上1位を更新。日田(大分)39.3℃、名古屋市と風屋(奈良)39.0℃と、5日連続で39℃以上となりました。また、900地点あまりあるアメダスのうち、猛暑日は223地点と、5日連続で200地点を超えました(17時まで)。気温上昇や湿った空気の影響で、午後は沖縄~東北にかけて、あちらこちらで雨雲や雷雲が発達。1時間雨量は、春野(静岡県浜松市)80.0ミリ(15:11まで)と、猛烈な雨が降りました。東白川(福島県)65.5ミリ(14:41まで)、付知(岐阜県)64.0ミリ(16:20まで)と、滝のような雨が降り、8月1位の値を更新しました。沖縄・石垣島地方では竜巻目撃情報も(13時半頃)。石垣島地方気象台からご提供頂いた写真では、海面に接水する竜巻の様子が確認できます(写真中央左)。沖縄~九州では所々で「竜巻注意情報」が発表されました。17時半現在、「大雨警報」が富山県、福島県、群馬県、埼玉県の一部に発表されています。今夜(5日)にかけて、東北~西日本では、局地的に1時間50ミリ以上の非常に激しい雨や落雷、竜巻などの突風に警戒が必要です。東京地方でも、5日夜のはじめ頃にかけて、多摩地方の山沿いや山地を中心に土砂災害、河川の増水、低い土地の浸水に注意・警戒してください。
体温超え危険な暑さ続く
明日6日も東海以西では、最高気温35℃以上の猛暑日続出。久留米(福岡)38℃、名古屋37℃など、体温超えの危険な暑さが続く見込みです。東京都心は34℃と、猛暑日からは解放されますが、湿度が高く危険な暑さが続きます。激しい運動は原則中止。「休息・冷却・水分補給」をこまめに行い、暑さを感じにくい高齢者や小さなお子さんにはこまめに声かけするなど、熱中症に厳重な警戒が必要です。また、夜も気温の下がり方が鈍く、熱帯夜(夜間の気温が25℃以上)が続く見込みです。日中だけでなく、夜の熱中症にも注意が必要です。エアコンは朝までつけっぱなしにする、寝る前やトイレにいった際は必ず水を飲む、枕元に水を置いておくなど、対策をとりましょう。
明日6日(火) 東京23区でも警報級大雨のおそれ
気温が上がる午後は、大気の状態が非常に不安定。あちらこちらで雨雲や雷雲が発達する見込みです。発雷確率(雷が発生する確率)は、関東甲信~東北南部にかけて80%以上と高くなっています。明日6日は東京23区も含め、警報級の大雨となる可能性があります。晴れ間が出ても油断禁物。特に午後は、局地的な非常に激しい雨や落雷、竜巻などの突風、降ひょうに注意して下さい。また、6日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。5日18時から6日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、東北地方 80ミリ関東甲信地方 80ミリその後、6日18時から7日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、東北地方 80ミリ関東甲信地方 80ミリの見込みです。東北地方や東日本では、ここ数日の雨により地盤が緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあるため警戒が必要です。
お盆も猛暑とゲリラ雷雨に注意
お盆にかけても、猛暑とゲリラ雷雨に注意が必要です。今週は太平洋高気圧が一時的に弱まりますが、お盆の頃からは再び太平洋高気圧が勢力を盛り返し、残暑も猛暑となりそうです。とくに、11日(日)頃からの5日間ほどは、気温がかなり高くなるとして、気象庁は今日5日(月)、全国に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。これは10年に一度レベルの高温が予想される場合に発表されます。気温が一年で最も高い時期ですが、それ以上に高くなるため、熱中症に厳重な警戒が必要です。また、南の海上は熱帯擾乱が発生しやすい状態が続き、本州付近には湿った空気が流れ込みやすいでしょう。気温が上がる午後は、ゲリラ雷雨にも注意が必要です。