システムの検証不十分…高額医療合算介護サービス費の支払いで1293万円以上の“過払い” 市が返還を依頼

愛知県岡崎市は、介護保険と国民健康保険の自己負担額の合計が限度額を超えた際に支払われる「高額医療合算介護サービス費」で、2021年度までの7年間にわたり、過払いがあったと発表しました。

発覚したのはおよそ240件、総額は1293万円以上にのぼります。

岡崎市によると、2015年4月に更新したシステムの検証が不十分で、誤った計算方法のまま運用していたことが原因だということです。

また、この過払い調査の過程で総額およそ126万円の未払いも発覚していて、市は対象者に謝罪した上で、過払い分には返還を依頼し、未払い分には5%の利息を加え速やかに支給するとしています。