「不当な解雇に腹が立った…」トラック運転手だった51歳の包丁男立てこもり事件 愛知県安城市

愛知県安城市で起きた人質立てこもり事件。逮捕された男は「不当な解雇に腹が立った」と話しているということです。
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頭にネットをかぶり警察署へと入っていく男。16日愛知県安城市で起きた人質立てこもり事件で逮捕された、住居・職業不詳の鈴木教仁(すずきのりひと)容疑者(51)です。
警察によりますと鈴木容疑者は、16日午後2時半ごろから午後4時15分ごろまでの間、安城市の人材派遣会社の事務所で、37歳の従業員の女性に包丁を突き付けるなどして監禁した疑いが持たれています。
CBC
その後の警察への取材で鈴木容疑者が「不当な解雇に腹が立った」と供述していることが新たにわかりました。
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関係者によりますと鈴木容疑者はトラックの運転手をしていましたが、派遣先から「言う事をきかない」「クビにしろ」と派遣会社に連絡が来ました。
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会社側が断ると、派遣先が仕事内容を変更したため鈴木容疑者が「納得がいかない」などと周囲に漏らし、その後、出勤しなくなったということです。
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また、警察によりますと鈴木容疑者が事務所に押し入った際、この会社の前社長とみられる男性や、別の会社関係者を連れてくるよう求めてきたということで、警察が事件の経緯を詳しく調べています。