「その手があったか」「絶対やる」 シリカゲルを意外な場所に入れて再利用

お菓子や海苔の袋に入っていることが多い『シリカゲル』。非常に高い吸湿性を持っているため、内容物を湿気から守るのに役立ちます。
シリカゲルは梱包と一緒に何気なく捨ててしまいがちですが、その吸湿能力を活用する方法があるそうです。
特に梅雨や夏のジメジメした時期には、シリカゲルの再利用が大いに役立ちます。
湿気が溜まりがちなあの場所に活用するテクニックをチェックしてみてください。
シリカゲルを再利用できる場所とは、『靴の中』です。
梅雨や夏場は靴の中が特に湿気を帯びやすくなります。
汗や外の湿気が靴の中にこもり、不快な臭いやカビの原因になることもあります。そこで、シリカゲルの出番です。
シリカゲルを靴の中に入れておくことで、湿気をしっかりと吸収してくれます。
これにより、靴の中を乾燥させ、快適な状態を保つことができます。
シリカゲルを靴に直接入れるのも効果的ですが、靴箱に入れておくだけでも十分に湿気を取ってくれます。
ただし、シリカゲル以外の乾燥剤には注意が必要です。
吸湿や水分によって発熱、発火するものもあるため、成分をしっかり確認してから使用するようにしましょう。
また、雨の日などで靴が濡れている場合、シリカゲルをそのまま靴に入れてしまうと袋が濡れて靴の中がべたつく可能性があります。
靴が濡れている時はキッチンペーパーなどで乾燥剤を包んでから入れるとよいでしょう。
シリカゲルは一定期間使用すると吸湿能力が低下します。
その際には、電子レンジで数分加熱することで再利用可能ですが、面倒な場合はそのまま捨てて新しいシリカゲルを使うのも一つの方法です。
シリカゲルを有効活用することで、夏の湿気対策がぐっと楽になります。
お菓子や海苔に入っていたシリカゲルを捨てずに、お得に再利用してみてください。
[文・構成/grape編集部]