【究極の選択】「つぶあん派」と「こしあん派」多いのはどっち?

LINEヤフーは8月7日、「あんこ」についての調査結果を発表した。調査は2024年7月8日~7月10日、日本全国の15歳~69歳の男女5241名を対象にインターネットで行われた。
○「つぶあん派」「こしあん派」が二分する結果に

つぶあん派、こしあん派のどちらかを聞いたところ、全体で「つぶあん派計(つぶあん派と、どちらかといえばつぶあん派の合計)」は49%、「こしあん派計(つぶあん派と、どちらかといえばつぶあん派の合計)」は44%となった。やや「つぶあん派計」の割合が高いものの、人気は二分していることがわかった。

年代別にみると、「つぶあん派計」は、年代が上がるにつれて割合も高くなっている。特に男性の40代以降、女性の50代以降では「つぶあん派計」が半数超となり、60代では男女ともに7割超の高い割合だった。

一方「こしあん派計」は年代が若くなるにつれて割合が高く、10~20代では約6割を占めている。特に、10~20代の女性では「こしあん派」の割合が高く、4割前後だった。

グラフにはないが、男性では「つぶあん派計」が5割超、「こしあん派計」が4割超と、「つぶあん派計」の割合がやや高くなっていた。一方女性は「つぶあん派計」と「こしあん派計」がほぼ同率となった。
○好きなあんこのお菓子ランキング

あんこを食べる人に、好きなあんこのお菓子を最大5つまで聞いた。全体1位は「たい焼き」で4割超。60代をのぞき、10~50代でも4割超の高い割合で1位になった。2位以降は、「今川焼き・大判焼き・回転焼き」「おはぎ・ぼたもち」「どら焼き」「フルーツ大福(いちご大福など)」が3割前後で続く。

男女別にみると、「たい焼き」「今川焼き・大判焼き・回転焼き」が男女ともにTOP2となり、3位以降では違いがみられた。男性の3位は「どら焼き」。年代によって大きな差はなく、どの年代の男性からも支持されているといえる。女性の3位は「フルーツ大福」で、特に10~20代の女性で4割前後の高い割合だった。2023年9月に実施した「好きな和菓子ランキング」でも、10~20代の女性で「フルーツ大福」の割合が高く人気だった。

男女ともに4位は「おはぎ・ぼたもち」がランクイン。40代以降で3割超となり、もっとも高いのは60代で約4割だった。そのほかにも、男性と比べて女性の割合が高かったのは「おしるこ・ぜんざい」「桜餅」「あんバター」となった。特に「桜餅」は、50~60代の女性で3割前後の高い割合だった。「生八つ橋」は、男女ともに10~20代で割合が高くなっていた。また、ランキング外だが、「あずきアイス・かき氷」は年代が上がるにつれて割合が高くなり、60代男性では2割台後半だった。