災害時、洗濯はどうすればいい? どこでも服を洗えるグッズが便利すぎた

地震や台風などの、自然災害が頻発する日本。
災害時には、水道や電気などのライフラインが寸断されてしまう可能性が考えられます。
そんな時に困ることの1つに『洗濯』があるでしょう。
汚れたり、汗をかいたりしたままの衣服は、においなどが気になるだけではなく、不衛生です。
ライフラインの寸断が長引く環境で、不衛生な衣服を身に着けたままだと、病気につながるリスクもあります。
災害時は水の確保が難しくなりますが、心身の健康のためにも、可能な限り衣服の清潔さは保っておきたいですよね。
そんな時に、心強い味方となるのが、花王株式会社が発売する『アタック どこでも袋でお洗たく』です。
本品は、場所を選ばずに、洗濯ができるという代物。
備え付きの袋の中に洗濯物を入れて、比較的少ない水で洗いからすすぎまで簡単に行えるようです。
まずは、中身を空けてみましょう。
パッケージの中には、洗濯用の袋が1つと、洗濯用洗剤『アタックZERO』のパックが3つ入っていました。
つけ置き洗いと、もみ洗いに対応しているとのことで、衣服の汚れ具合によって使い分けができそうです。
つけ置き洗いの場合、水5に対し約1.6の洗剤を使用することが目安とされています。
袋に入る衣料の目安はこちら。
例1:タオル(小)2枚、靴下2足、パンツ2枚
例2:子供用水着2枚、スイミングキャップ2枚
例3:大人用ズボン1枚
なお、もみ洗いの際は、水を1にして衣料を少なめに調整するよう記載されていました。
それでは早速、洗濯してみましょう。
今回は、もみ洗いでTシャツ1枚を洗濯することにしました。
はじめに、付属の洗剤を袋の中に入れていきます。
次に水を1メモリに沿って注ぎましょう。
災害時を想定して、500のペットボトルに水を入れてそそぐことに。500を満タンにしたペットボトルを2回入れてちょうど1になるため、簡単にそそぎやすいですよ。
洗剤と水を入れたところで、Tシャツを投入。液が漏れないように、チャックを締め切ってよくもみ込んでいきます!
もんでいく内に、洗剤がTシャツの中にしみ込んでいくのが分かりました。
なおつけ置き洗いの場合は、30分~1時間つけておきましょう。
洗い終わったら、袋に付いているキャップを外し、液を出していきます。
この時、袋の中に泡が残っている場合は、再度水を入れて繰り返しすすいでください。
Tシャツを絞って、水気をよく切った後に、干したら洗濯完了です!
洗い終わった後のTシャツからは、洗剤のいい香りがしてきました!
『水と洗剤を入れてもむだけ』と工程も少なく、洗い終わった後も、水道に流すだけなので、後片付けの手間がかかりませんでした。
もみ洗いは、衣服の替えがなくて、急に衣服が汚れてしまった場合に役立ちそうです。手早く少ない枚数を洗濯したい時に便利かもしれません!
一方、つけ置き洗いは、時間がかかるものの、多めの枚数を洗濯するのに適しているでしょう。避難生活が長引いて、衣服が溜まってきた時には、つけ置き洗いで対処してみてもいいですね。
また、災害時には、水はとても貴重になります。飲用やトイレなどに水を優先しつつも『アタック どこでも袋でお洗たく』があることで「いつでも洗濯ができる」という安心感が得られそうです。
防災グッズの1つとして、用意してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]