排出ガス性能試験で“不正”…豊田自動織機に国交省が立ち入り検査 聞き取りや試験データの確認等実施

豊田自動織機が排出ガス性能試験で不正をしていた問題で、国土交通省が20日、豊田自動織機本社に立ち入り検査を行いました。

豊田自動織機は3月17日、フォークリフト用のエンジン計3機種で排ガスの認証試験データに不正があったと発表していて、国内のフォークリフトの出荷を停止し、対象車種のリコールを進めるとしています。

これを受け、愛知県刈谷市の豊田自動織機本社では20日午前11時ごろ、国土交通省の職員3人が道路運送車両法に基づき立ち入り検査に入りました。

国交省によりますと、20日の検査では関係者への聞き取りや試験データの確認などを行ったということで、今後はエンジンを開発している碧南市の工場でも検査を予定しています。