名護市の渡具知武豊市長「生活環境守る協議していきたい」 辺野古代執行後初の本格工事着手で 新基地建設への賛否は言及避ける

沖縄県名護市の渡具知武豊市長は20日午後3時すぎ、沖縄防衛局が同市辺野古の新基地建設で大浦湾側の本格工事に着手したことに「工事によって地域住民に影響を与えてはいけない。今後、国との協議会を通じて市民の生活環境をしっかり守るための話し合いをしていきたい」と述べた。宜野湾市内のホテルで記者団に答えた。
渡具知市長は2018年の市長就任時から新基地建設の賛否を明言していない。改めて賛否を問われると「私がやることは地域住民の不安を払拭し、生活環境をしっかり守ることに尽きる」と語った。