3月14日、三条市で妻を包丁で刺して殺害しようとした疑いで警察は20日、入院のため釈放していた72歳の男を再び逮捕しました。
殺人未遂の疑いで再逮捕されたのは三条市島潟に住む阿久津正美容疑者(72)です。
阿久津容疑者は3月14日、自宅で70代の妻の腹部を包丁で刺して殺害しようとしたほか、現場では阿久津容疑者の息子・嘉樹さん(41)も腹部などを刺され、死亡していました。
阿久津容疑者は14日、殺人未遂で現行犯逮捕されましたが、自身の胸や腹にも自ら刺したとみられる傷があったことから、入院の必要があり、釈放されていました。
20日に退院したことから警察は再び殺人未遂の容疑で阿久津容疑者を逮捕。
警察の調べに対し、「妻を殺そうとして包丁で刺した」と容疑を認めているということです。
警察は、阿久津容疑者が無理心中を図ったとみて動機などを詳しく調べているほか、息子への殺人容疑も視野に捜査を進めています。