「言葉にできない」「さびしいな」 筆洗バケツで知られるメーカーが廃業へ

図画工作や美術の授業では、絵筆を使うことがありますよね。
美術室などに、黄色くて丸い筆洗バケツがありませんでしたか。
※画像はイメージ
多くの人に愛される筆洗バケツを作っていたのは、文具メーカーの株式会社坪米製作所。
1949年創業以来、絵具用バケツや水彩パレットなどの文具メーカーとして愛されてきました。
しかし、2023年1月27日、同社が「2023年3月末をもって廃業する」と公表し、ネットで衝撃が広まっています。
弊社ツボヨネは創業以来皆様より格別のご厚情を賜り今日まで存続してまいりましたが諸般の事情により、来る2023年3月末をもちまして廃業いたすことになりました。ホームページ及びSNSも1月末をもちまして終了させて頂きます。皆様の長年に渡る並々ならぬご愛顧に心から感謝申し上げます。 pic.twitter.com/08Gy47IBwg
廃業に向け、同年1月末にはウェブサイトやSNSの運営も終了するとのことです。
同社の廃業の知らせに、ネットからは惜しむ声が多く寄せられました。
・なんと…。このさびしさは、なんとも言葉にできないな。
・子供の頃にお世話になっていたものがなくなるのは悲しい。
・え!?廃業しちゃうのか…。子供の頃に買ってもらった筆洗バケツを、イラストレーターになった今でも使っています。長い間ありがとう。
・私の愛用品が!廃業前にいくつか買わせていただいて、後生大事に使います。
子供の頃に親しんだ物がなくなってしまうのは、切ないものですね。
[文・構成/grape編集部]