夏の暑い時期を健康に乗り切るために、欠かせないエアコン。
快適に使い続けるためにはメンテナンス必須ですが、「どうすればよいのか分からない…」と感じるポイントが多いのも事実です。
エアコンメーカーとしても知られる『Panasonic Japan(パナソニック公式)』(panasonicjp)のInstagram投稿より、ユーザーが疑問を抱きがちな3つのポイントと、それぞれのお手入れのコツを解説します。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
Panasonic Japan(ハナソニック公式)(@panasonicjp)がシェアした投稿
パナソニックの公式Instagramでは、エアコンのお手入れにまつわるユーザーの疑問・悩みを3つ紹介しています。
・久しぶりにスイッチを入れたら臭い・室外機の掃除方法が分からない・エアコン内部の掃除方法が分からない
どれも「心当たりがある…」という人が多いのではないでしょうか。パナソニックが紹介する、それぞれのお手入れのコツについても見ていきましょう。
まず、久しぶりにエアコンを使う時の臭いトラブルは、フィルターに付着したカビが原因の可能性があります。エアコンの前面パネルを開けてフィルターを取り外したら、『掃除機をかける』もしくは『洗う』のいずれかの方法でお手入れしましょう。
再度取り付ける際には、フィルターが完全に乾いていることを確認してください。
室外機のお手入れは、シーズン前に済ませておくのがおすすめです。ホースで直接水を当てるのではなく、濡らした雑巾を使って拭き取っていきましょう。周りを片付け、周囲20㎝以内にものを置かないようにするのも、効率アップのポイントです。
エアコン内部は、内部クリーン機能を使ったお手入れが基本となります。ルーバー部分など、手が届く範囲は乾いた布で拭いてきれいにできますが、市販のエアコン洗浄スプレーの使用は避けてください。発煙や発火につながる恐れがあります。
手が届かない内部に、内部クリーン機能で落とせない汚れが蓄積した場合は、専門業者によるエアコンクリーニングを利用するのがおすすめです。精密機器だからこそ、専門知識を有するプロにお任せするのがもっとも賢い方法といえるでしょう。
エアコンをトラブルなくお手入れするためには、いくつかのポイントがあります。
まず重要なのは、エアコンお手入れをする際には、作業前に電源プラグを抜いておくこと。操作が必要なお手入れ以外は、下準備として徹底しましょう。また高所での作業になるため、安全性の確保が大切です。安定した場所で脚立を使えば、姿勢を崩しにくくなります。
先ほど挙げた3つのポイントのなかで、お手入れ頻度がもっとも高いのはフィルターです。自分でお手入れする際には、使用済み歯ブラシの使用は避けましょう。
使い古しの歯ブラシをフィルター掃除に使えば、新たな細菌をフィルターに塗り広げてしまう恐れがあります。
また、直射日光はプラスチック部分を変形させる原因になるため、乾かす時は陰干しにすることも大切です。しっかりと乾かすことは大切ですが、高温になりすぎないよう注意しましょう。
エアコンのお手入れといえば、「面倒でつい後回しにしてしまう」「そもそもお手入れ方法が分からない」という人も多いはずです。
パナソニック公式Instagramが投稿する情報も参考にして、正しいメンテナンスを心掛けてください。より快適に、長く愛用できるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]