日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜・午前8時、読売テレビ制作)は24日、自民党の小泉進次郎元環境相が30日にも党総裁選への立候補を表明する方向で調整に入ったことを報じた。
番組には政治ジャーナリストの田崎史郎氏が出演。MCで読売テレビの中谷しのぶアナウンサーから「進次郎さん、いつから決められていたんでしょうか?」と聞かれ、自身の取材で「6月の下旬には決められていたと思います」と述べた。
続けて6月下旬に小泉氏と電話取材した中で「進次郎さんは、自民党をこう変えたいんです、こういう政策をやりたいんです、と言われたんです。僕はそれに対して『それを託せる人は、どなたかいるんですか』って聞きましたら、いませんと言われたんです。これは出るんだろうなという感触をつかんで」と明かした。
さらに、田崎氏は、取材を進めると7月上旬には小泉氏が立候補することを確信する「材料がそろったんです」と明かした。しかし「ただ、その段階でオフレコがかかってしまって言えなかったんですけど、なんとか表現したいなと思って、1か月ほど前にこちらに来た時に『40代の総理総裁が誕生する可能性がありますよ』と申し上げたのは、それは進次郎さんとコバタカ(出馬表明した小林鷹之前経済安保相)さんの可能性について自分で言及したつもりだったんです」と述べた。
田崎氏は7月20日の同番組で自民党総裁選について「40代の方が日本の総理大臣になる可能性が今、出て来ています」と解説していた。