幼い双子が自宅プールで溺死する大惨事 アルツハイマー病の祖母の行動が原因か

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開いていたドアから外に出た1歳半の双子が、揃って敷地内のプールに転落…。ほどなくして気づいた母親が救おうとしたがすでに手遅れだったことを、『Daily Mail』など海外メディアが伝えた。
16日、アメリカ・オクラホマ州で暮らす大家族に悲劇が起こった。生後18ヶ月の双子がいつの間にか家を抜け出し、敷地内にあるプールに落ちて溺れたのだ。
庭に出た母親(37)が、プールの底に沈んでいる双子を発見。救急車を呼ぶ一方で必死に蘇生を試みたが、発見から約2時間15分後に双子の死亡が確認された。
この家には計6名の子供と父母、さらに母親の祖母が暮らしていたというが、事故発生時に双子以外の家族がどこにいたのかなど詳細は伏せられた。
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親族によると、双子の母親の祖母は高齢でアルツハイマー病を患っているとのこと。事故が起こった日は祖母が裏口ドアを開けたまま閉め忘れたらしく、双子はそこから家の外に出てプールに向かった可能性が高いそうだ。
なお親族は、死亡した双子を立派に見送るためにインターネットで寄付を募る活動を開始。目標金額は7,500ドル(約99万円)だったが、かなり早いペースで大金が集まっているもようだ。
調べを慎重に進めている現地警察だが、今のところは「事件性はない」とみているという。母親は、事故が起こる数日前にSNSに双子の写真をアップ。「子供たちが外で遊びたがっています」といった書き込みをしたばかりだった。
高齢者が勝手にドアを開け、そのまま外に出て徘徊するケースは少なくない。よって内鍵を設置・追加するなどし、高齢者や同居する家族の安全を守る必要がある。
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)