再三注意もプリント等を散乱…高校で生徒3人に“ビンタ” 61歳男性教師に懲戒処分「腹立ち手が出た」

再三注意してもやめなかった男子生徒に体罰したとして、三重県教育委員会は、県立高校の61歳の男性教師を懲戒処分としました。

三重県教育委員会によりますと、県立高校に勤務する61歳の男性教師は、1年の男子生徒3人に対し、再三の注意にもかかわらず、繰り返しプリントやノートを机の周りに散乱させたため、指導する際に頬を平手で叩いたということです。

3人の生徒はいずれも男性教師が担任で、このうち1人は耳の中の治療器具が鼓膜に当たり、全治2週間のケガをしました。

男性教師は「冷静に指導しようと思っていたものの腹が立ち手が出た」と話していて、県教委は23日付けで戒告の懲戒処分を下しました。