台風10号は9月1日にかけ紀伊半島を北上し、その後熱帯低気圧に変わる見込みです。新潟県内は暖かく湿った空気の影響で2日に大雨となるおそれがあり、土砂災害などに十分な注意が必要です。
台風10号は1日午後3時現在和歌山県の南東の海上を時速15キロの速度で東南東に進んでいて、2日にかけ紀伊半島を北上し、熱帯低気圧へと変わる見込みです。
新潟県内は台風が熱帯低気圧に変わったあとも暖かく湿った空気の影響を受け、2日には激しい雨が降り大雨となる恐れがあります。
新潟市西蒲区では31日、わらで作り上げたアート作品を展示するイベントが予定通り始まりましたが、関係者は今後の雨の降り方を注視し安全策を講じていくとしています。
【制作した学生は】
「安全面を考えて作っているものの万が一のことがあると怖い。ほどほどの雨とちょうどいい天気が続くといい」
一方台風の影響で中止が決まっていた明治安田J1アルビレックス新潟と名古屋グランパスの試合は、9月18日に代替試合が行われることになりました。
県内で24時間に降る雨の量は、多い所であす夕方までに50ミリ、あさって夕方までにはさらに80ミリと予想されています。
新潟地方気象台は県内では2日、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。