市原の工場で塩素ガス誤発生

30日午前8時40分ごろ、市原市五井の工場から、誤って塩素ガスを発生させたと119番通報があった。工場の50代の従業員1人が目の痛みなどを訴えて病院に運ばれたが軽傷という。
同市消防局によると、洗剤を作る過程でカセイソーダの配合を誤り、化学反応で温度が上昇。塩素ガスが出た。温度が下がって危険性がなくなり、同10時55分に収束と判断。同局は一時、付近住民らに窓を閉めて外出を控えるように呼びかけた。